3回めの妊娠(5)夫の自己犠牲精神と誤診に怒る

6/13現在、2020年3月以前の日記の画像が表示されなくなっています。復旧をしばしお待ち下さい。

3回めの妊娠(5)

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妊娠初期は出生前診断を受けたり、つわりのなかで母子手帳をもらいにいって喜んだり、けれどもまだまだ流産への不安もあったり、振り返ればなんだか体も心もせわしない時期だった気がします。

夫は健診に毎回付き添ってくれて、寝込んでいるわたしの代わりに家事をしてくれたり、身を捨てた裸踊りなどで励ましてくれていました。

「やっぱり今までのことがあるからねえ」と夫は話していて、なんというか2回の流産で夫婦の絆は深まったんだなあ(そして夫は看病慣れしたんだなあ)と改めて感じました。

 

また、妊娠初期は「赤ちゃんを守れるのはわたしたちしかいない」という強い決意をした時期でした。

そのきっかけになったのが、初期の一番の大事件である誤診があったこと!

 

これについては無事赤ちゃんを産むことができたらまとめようと思いますが、妊娠初期の甲状腺ホルモンが安定しなかった時期、甲状腺のほうのお医者さんの誤診がありました。

そのときのお医者さんの診断に不信感があったのでセカンドオピニオンも取り再診を訴えたところ、結果的にはお医者さんの言うことを鵜呑みにしていたら甲状腺ホルモンの数値が悪くなって(実際、流産・早産リスクが高まる数値まで悪くなりかけてました)、赤ちゃんの命も危なかったです。

 

その間の「甲状腺大丈夫か!?」とゴタゴタしていた時期が一番不安でストレスでした。ストレスが血流に悪いのに、ほんとにもう!

前回の日記で出生前診断を受けたことについて書きましたが、出生前診断での結果がこの甲状腺のゴタゴタのせいで赤ちゃんの発育に不安を感じた部分の安心材料にもなったので、本当に受けておいてよかったです。

 

たぶん重症患者の研究をしているようなお医者さんにとっては、わたしはかなり軽い甲状腺機能低下症とも言えず、低下気味くらいの患者でしかないので、なんというかこちらが流産や早産をしても正直知ったこっちゃないんだと思います。

でもわたしたち夫婦にとっては、宿った命はたった一人のかけがえのない我が子ですし、この3回めの妊娠が最後のチャンスかもしれません。

ナーバスな患者と思われたくないな、とか他にもハイリスクな妊婦さんもいるし、とかいろいろ考えてしまいましたが、そんなこたぁ関係ない。

自分の赤ちゃんを守れるのは自分しかいないんだと思い知りました。

 

もしこのブログを読んでいる方で、今ちょっとでも気になる症状などがあるならお医者さんには遠慮せずに病院に行ったり、必要ならセカンドオピニオンを求めてください。

わたしも、「お医者さんはああ言ってたけど、どうしよう」なんて躊躇せずにもっとすぐに自分の直感に任せて行動すればよかったと正直後悔しています。

 

診てもらって何事もなければそれでいいですし、何が起きたとしても「やることはやったぞ」と後悔のないおめでた生活を送ることが特に不育症の妊婦さんには必要なんじゃないかな、と思います!

 

▼3回めのおめでた生活つづき

〜妊娠初期の思い出〜

▼つわりのころ

▼母子手帳をもらったときのこと

▼体調がちょっとだけよくなった隙にライブにも行けました!